アルメニアの料理〜イマム バヤルディ

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 こんにちは。はじめです。

 ロシアの食材を探している中で、見つけました。

 「イマム バヤルディ」。

 初めて聞く言葉。不思議な響き。

 どんなものなのか、全く見当がつきません。

 好奇心の赴くままに、早速購入!

 今回は、「イマム バヤルディ」をご紹介します。

どこの料理?

 またまた「赤の広場 銀座店」さんから購入。

アルメニアの郷土料理「イマム バヤルディ」の瓶詰めです。アルメニアの味をそのままご家庭で召し上がることができます。 イマム バヤルディはアルメニア、アゼルバイジャン、トルコ、イスラエル、ギリシャなどの国々で親しまれている料理です。どの国でも自国の郷土料理であるとの自覚があるようです。

「ビクトリアショップ(「赤の広場 銀座店」オンラインショップ)HPより」

 とのこと。

 「アルメニアってどこ?」と思ったのは私だけでしょうか。

 アルメニアは旧ソ連の構成国で、アジアとヨーロッパの間にあるコーカサス山岳地帯にある国です。

 地図を見ると、ジョージア・アゼルバイジャン・イラン・トルコと国境を接しています。

 ギリシャもイスラエルも、地中海を挟んでトルコとほぼ向かい合わせ。

 なるほどあの辺りの国々で「自国の郷土料理」との自覚があるのも頷けます。

 

いわれ

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昔、この料理を食べたイスラムの僧侶がおいしさのあまりショックで気絶したことからチュルク語で「イマム バヤルディ(イスラム僧侶が気絶した)」と呼ばれるようになったそうです。

「ビクトリアショップ(「赤の広場 銀座店」オンラインショップ)HPより」

 「そんなに美味しいの!?」と期待に胸膨らませるのは、私だけではないはずです!

 中身の色からピリ辛かと思いましたが、原材料を見ると香辛料は入っていません。

 黒コショウが入っていますが、原材料の中で一番少ない量です。

 改めて原材料を見ると「ナス、トマト、ピーマン、たまねぎ、マスタード、ひまわり油、食塩、ディル、パセリ、黒コショウ」と、添加物ゼロ。

 瓶の蓋を開けると、トマトとナス、微かにオイルの香りがします。

 欧州といえば「オリーブオイル」をイメージしますが、「ひまわり油」なのが特徴的です。

 ひまわり油の輸出上位2カ国はウクライナ・ロシアであり、世界中のひまわり油の50%以上を生産しています。

 地理的にも両国に近く、旧ソ連の構成国だったのも影響しているのでしょうか。

 HPを見ると ”ごはんやパン、パスタにも合います”とのこと。

 どんなお味かな?

実食

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 ナス、たまねぎがごろっと入っています。

 電子レンジで温めて食べてみると、野菜煮のオイル掛けといった感じ。

 前菜や料理の付け合わせとして活躍しそう。

 味付けは塩とオイルのコクのみ。

 それが、かえって野菜の味を引き出しています。黒コショウはあまり感じません。

 例えるならラタトゥイユを煮詰めて水分を飛ばしたような。

 もしくはひき肉を入れないナスのミートソースにたまねぎとピーマンを入れて薄味にしたような。

 パスタに使っても、フランスパンにチーズと一緒にのせてカリッと焼いても美味しそう!

 またグラタンに使ってもいいかも。

 私は手っ取り早く、チャーハンに使ってみました。

 味付けは塩少々。

 具材は卵、レタス、ミニトマト、そしてイマム バヤルディ。

 イマム バヤルディはピリ辛でも美味しいはず!と思い、豆板醤もプラス。

 イマム バヤルディは入れすぎると油っぽくなるので、注意しましょう。

 チャーハンに使う際は、他の具材はあっさり系がおすすめです。

 レタス&ミニトマトとは好相性でした!

 そして出来上がったチャーハンのお味は・・・。

 うん、美味しい!

 イマム バヤルディは単品で食べるより、他の料理と組み合わせた方が私は好きです。

 チャーハンにおけるイマム バヤルディは、具材兼調味料といったところ。

 野菜の旨味とコクが出ます。

 イマム バヤルディのトマトと生のミニトマトが異なる味わいなのも、チャーハンを美味しくします。

 これはチャーハンの新レパートリーに決定!

 次は何に使おうかな。

 皆さんも美味しい食べ方があったら、ぜひ教えてください。

 

 

 

 

 

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