こんにちは。はじめです。
バレエはお好きですか?
私は30年程前にNHKで放送された「ボリショイバレエの精髄 白鳥の湖」を観てから、ボリショイバレエのファンになりました。
ミハリチェンコの踊る白鳥/黒鳥に魅了された私。
GW中にYouTubeでその映像を見つけた時には、嬉しくて食い入るように観てしまいました。
その流れでミハリチェンコの出演作品やら、ボリショイその他のバレエを検索していたところ、偶然見つけたのがイーゴリ・モイセーエフバレエ団。
これまでバレエといえばクラシックバレエしか観ていなかった私ですが、すっかりハマってしまいました。
今回は
・ バレエダンサーによるクラシックバレエ以外のダンスを観てみたい
・ 民族舞踊に興味がある
という方におすすめのバレエをご紹介します。
イーゴリ・モイセーエフバレエ団とは
ボリショイバレエ団のダンサーであったこともあるバレエ振付師、イーゴリ・モイセーエフにより設立されたバレエ団。
世界の民族舞踊を作品にする、という特徴があります。
モイセーエフはスターがそばにいるのは我慢できず、才能あるダンサーたちを鍛え上げて団結力のある一つのアンサンブルにし、どんなソリストでも大勢のメンバーで行う演目にも参加できるよう育て、その後、今度は巧妙な技で観客席を沸かせられるような力をつけさせた(アンナ・ガライダ、ロシアNOWへの特別寄稿から引用)とのこと。
確かに、「誰が主役!」ではなく「みんなで一つの作品」という印象を強く受けました。
おすすめ作品
ソビエト水兵の踊り、「ヤブロチコ」が私のおすすめです。
「ヤブロチコ」とは「小さなリンゴ」という意味です。
水兵とリンゴが結びつかなかったのですが、この踊りの曲はロシア民謡「ヤブロチコ」の旋律に基づいているのだとか。
なるほど。
ヤブロチコを踊るのは、全員男性です。
水兵姿の男性ダンサーが踊る、力強いダンス!
バレエの美しさ、民族舞踊独特のステップ、ダンサーのチャーミングな表情も見逃せません。
ソロで踊る人もいるのですが次々と他の人に見せ場をバトンタッチし、全員で踊る場面も一糸乱れぬステップで観客の目を釘付けにします。
観ているこちらの体も動いてしまう熱い一体感!
観終わった後も興奮冷めやらず、気分も高揚するので、出勤前に観ています。
「ヤブロチコ」以外にも、「ロシアの踊り 夏」や練習風景その他もYouTubeで観ることができますよ。
今年2021年は、モイセーエフバレエが26年ぶりに日本へやってきます。
・ 10月19日(火)18:30開演
【東京】めぐろパーシモンホール
・ 10月20日(水)18:30開演
【神奈川】横浜市民文化会館
・ 10月22日(金)18:30開演
【東京】新宿文化センター
早速、チケットを購入しました。
YouTubeを観て、モイセーエフバレエを気に入ってくださる方がいらっしゃいましたら、とても嬉しく思います。
※ 追記
2021年9月9日、「チケットぴあ」から「モイセーエフバレエ 東京・横浜公演延期に伴う払い戻しのお知らせ」が届きました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためロシア人の日本入国規制の状況に鑑み来年に延期。
来年10月17日〜21日の公演予定。
チケットは払い戻しもできるが、2022年公演に振り替えもできる、とのこと。
とても楽しみにしていたので残念ですが、仕方ありません。
チケットは払い戻しせず、2022年公演に振り替えます。
※ 追記2
その振り替え公演を、2022年10月17日に観てきました!
よろしければ、こちらもご覧ください。
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