こんにちは。はじめです。
コロナ禍で外出自粛。
旅行には行けないけど、非日常気分を体験したい。
そんな方に
1 東京都内にあり
2 駅の近く
3 入場料無料
以上3点を満たす「東京ジャーミイ」をご紹介します。
東京ジャーミイとは
東京ジャーミイは、小田急線・東京メトロ千代田線 代々木上原駅から徒歩6分程の所にある、日本最大のイスラム教寺院(モスク)です。
井の頭通りの坂道を上がっていくと、進行方向左側にあります。
1階に、イスラム教やトルコの文化を紹介する「トルコ文化センター」や「ハラルマーケット」、2階に礼拝堂があります。
ちなみに、礼拝の時間は1階入口は閉まるそうです。
その際は、1階入口付近の階段から直接2階の礼拝堂に行きましょう。
礼拝堂へ
私は1階を通って礼拝堂へ行きました。
階段を登っていくと、ミナレットがそびえる美しい礼拝堂が目の前に現れます。
イスラム教信者でなくても、中を見学することができます。
入口で靴を脱ぎ、女性は髪の毛をスカーフで覆いましょう。
入口左側に貸出用スカーフが置いてあります。
中へ入ると、華麗な装飾と静謐な空気が出迎えてくれました。
礼拝堂の2階は女性専用フロアとなっていて、男性は入ることができません。
人ひとり通るのがやっとの螺旋階段を上っていくと、1階よりかなり狭いですが絨毯敷きのバルコニーのようなスペースがあります。
ハラルマーケット
礼拝堂見学を終え、1階のハラルマーケットを見てみました。
主に食品(肉、お菓子、ドライフルーツ、チーズ、等など)が置いてあり、初めて見る物もありました。
ハラルとは、「端的にはイスラム法上で、行って良い事や食べることが許されている食材や料理を指す(Wikipediaより)」とのこと。
豚肉を使ってないこと、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が遵守された食品をハラルというようです。
ちょうど私が行った時は、作りたてサモサも置いてありました。(ビーフとラムの2種類。2個で500円(税込))
せっかくなので、ビーフサモサ・テンペチップス・揚げウンピンを購入。
サモサは別会計扱いでした。支払い方法は現金のみかもしれません。
他2点はクレジットカード支払いもOKでした。
結論、全部おいしかったのですが、テンペと揚げウンピンは見るのも食べるのも初めてでした。
それが何という名前かも分からず、購入した時のレシートに書いてあった商品名でそうと知った次第です。
「テンペチップス」は大豆で作られたチップス。
おつまみの「イカ姿揚げ」のイカの代わりに大豆が使われているような感じです。
大豆の風味が感じられ、少しスパイシーな味付けのそれは後を引くお菓子でした。
「揚げウンピン」は原材料名に「ムリンジョの種子」とありました。
調べてみると「ムリンジョ」とは、ジャワ島からマレーシア周辺に自生する植物で、その果実には豊富な澱粉が含まれているとのこと。
これを叩き潰して乾燥させたものを油で揚げるとせんべいのようになるのだそうです。
お味は「甘じょっぱくて辛い」!
口に入れた直後は甘じょっぱいのですが、後で香辛料の辛さがやってきます。
これも後引く美味しさで、袋を開けたら止まりません。
テンペチップスより揚げウンピンの方がはっきりした味付けでした。
訪れてみて
礼拝堂はとても美しく、まるで海外のモスクを訪れたような感覚でした。
華麗な装飾が施されていますが、落ち着きがあります。
訪れる時間を変えて、季節を変えて、ステンドグラスから差し込む光の変化を見てみたいです。
ハラルマーケットも興味深く、今回の見学で初めて知ったこともありました。
なお、ハラルマーケットへは、礼拝堂見学後に行くことをお勧めします。
(礼拝堂は食べ物の持ち込み不可のため)
もしよかったら、訪れてみてください。
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